＜徒然＞『人を育てる』ってなんだろう。

今日は、昔使ってたブログから発掘してきた記事です。
　
読んだことがある人も居ると思いますけどね。
　
え！？読んだことがない！？
ちょっとショッｋ（ｒｙ
　
　
ということで、本文へ続きます。
　
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『人を育てる』ってなんだろう。ということで、ツラツラ書いてみます。
　
　
企業に勤めるにせよ、個人で起業するにせよ、現状のポテンシャルだけでやっている人なんて誰一人として居ないです。
ここは断言しちゃう。じゃないと話が繋がらない（笑
　
企業に勤めていれば、所属する部署や役職、人間関係によって、求められるスキルや対応法が変わるし、起業されている方は、外から情報を得たり、経験値・経験知を増やして自分の武器を育てなきゃいけない。
　
そして、大きく分けて
『勝手に育つタイプ』と
『手塩にかけないと育たないタイプ』
（尻を叩いてしか動かないタイプも含むよ）が居る。
　
これだけでセグメントは
◇勤め人×勝手
◇勤め人×手塩
◇起業家×勝手
◇起業家×手塩
の４つに分かれるわけです。
　
全ての方がこれに当てはまると仮定して、話を進めていきます。
じゃないと（ｒｙ
　
　
手塩にかけないと育たない起業家は、早晩潰れます。
基本的に起業家は、自分の判断の元、仕事を切り盛りしていかなければなりません。
　
ジョイントやコラボなんてありますけども、誰も手塩にかけてなんてくれないと思ってます。
そういった面で起業家はシビアな世界に生きてる（はず
　
　
では、勤め人はどうなの？となると、今のご時世でそんな呑気な人は、どんどん労働環境が悪くなるよね。
年収100万円台とか、毎日のほとんどを労働に捧げるとか。
　
じゃ、そうならないためにどうしたらいいの？
　
『出来るまでやる。』
これだけ。
若しくは
『求める答えが出るまでやる。』
でもいいです。
　
本当に諦めずに、求める結果が出なければ、やり方を変えてトライしていく。
本当にそれだけ。
その時、人を巻き込めるなら、その人の経験知をいただくのを忘れずに。
　
　
そして、育てる側は
１．ティーチングしない。コーチングする。
１から１０まで教えない。考える力を付けてもらう。
（ルール、方法は除いてね。）
　
２．サポート体制は万全に。
それが失敗したら破綻するような状況にはしない。
　
３．求める結果が出ないことについて、
本人以外に言及しない。
　
４．出来たら褒めたりお礼を言う。
　
そんなことを心がけたら良いんじゃないでしょうか。
　
　
ここで誤解しちゃうのが、
『教えない』ということに囚われすぎて、
『関わらない』になってしまう人が多いことです。
　
私の指導モットーが『放牧スタイル』と名付けてまして。
◇広い敷地だけど、一応囲われている。
◇そして、管理はされている。
◇たまに牧羊犬という名の『指導』がやってくる。
◇キチンと健康管理・栄養管理はする。
◇外敵から身を守ってあげる。
◇出荷する時は品質保証する（笑
成長を見守る、そして環境だけは作ってあげる。
これを心がけて今までの社会人生活を送ってきました。
たまに脱走（という名の職場放棄）を企てる不届き者が居ますけど、そういう場合は舎内飼育（という名の現場介入）に切り替えます。
　
どちらにしても、関わっていないとわからないことだと思います。
　
そして、やり方・ルールを教えない方も意外に多いです。
それでどうやって、指示通りのモノ、結果を得てもらおうと考えてるんでしょうね？
エスパーか何か、特殊能力者の集まりなんですか？（笑
　
さらに、任せた仕事が出来たら『当然だ』と思ってしまうのもわかりますが、人は褒められたり、御礼を言われると嬉しいものです。
最後は気持ちよく次の仕事にかかれるように、
心のブラッシングをしてあげましょう。
って、牧場引っ張りすぎかな？（笑
　
　
最後に、最大の『GUILTY』について話します。
それは『烙印押し』です。
　
自分の部下が仕事が出来ないのは、全てがその部下の所為ではありません。
上司たる方の裁量で仕事を振ったのではないですか？
そして、放置してませんでしたか？
求めた結果が出てないのを、本人以外に伝えることは、『コイツは仕事が出来ない』という烙印を押したことになるんです。
　
『不味い肉』という焼き印を押されて出荷されたら、そんなもん、売れませんよ！！←牧場ネタヤメろ私。
　
出来ない理由を一緒に探すより、出来る方法を一緒に考える。
人を育てることは、自分を育てること。
ずっとずっと言われている事です。
だから、これはひとつの真理に近いはずです。
　
人の人生を預かってる、という気持ちと、共に成長していく、という気持ちがない人は、『人を育てる』なんて烏滸がましい事思っちゃダメだね。
　
その覚悟、持ってんの？
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というような文章を書いてました。
　
今、私の部下に、ホント物凄いのが居ます。
どう物凄いかは、ここでは割愛しますけど、社会人生活二十数年で屈指のレベルです。
でも、それがどうであれ、会社が決めた配置で最良の結果を出すことを求められている状況ですし、代わりの人が居るのか？と言われると、そんなことは望むまでもなく居ないわけですし。
なので、ここに書いたルールに則しつつ、（そいつが無駄にプライドが高いので）ある程度放っておいてます。
　
『親は無くても子は育つ』とか言われてますけど、『どのように育つのか？』については言及されません。
所謂非行に走っても、品行方正でも、育ったという事実は変わらないのです。
　
『育てる』んだったら、ケツまでしっかり面倒見ないとね。
　
　
余談ですが、今の部下は実家がリアルな牧場主だったりします